西川アーツフェスティバル2004

MATERIAL WORK
Water 2004 OKAYAMA

西川アーツフェスティバル / 西川周辺
ビデオインスタレーション
10"00' m
4M × 5M
Nishigawa Art Festival 2004 /
Surrounding of Nishi River /
OKAYYAMA
July 31 - August 8, 2004

岡山美術百科 / 岡山県立美術館
ビデオ放映 液晶モニター
10"00' m
Okayama Art in 11 Chapters:
The Museum Collection Revisited
/ The Okayama Prefectural Museum of Art
September 30 - November 13, 2005


Material Work Water ー 2004 OKAYAMA (9分57秒)
雨が降りそそぎ、大地に染み込み、木々を潤し、川を作り、海に流れ、そしてまた太陽の日ざしが降り注ぐ。その流れの中に我々がいる。しかしながらわたしがここに居る事への疑問や不確かさから逃れることができない。わたしのその問題への衝動的な解決策として、今回児島湖の水をすくい西川や旭川をさかのぼり、最後は山に降りそそぐ行いをした。それは裸で生まれて来た私達が生きて大地に立ち、さまざまに何かを生み出し続け何かと出会い続けたそのような営みのささやかな一つかも知れない。人も含めた自然への賛歌かも、個人的なこのいらだちへの鎮魂かもしれない。しばたゆり

 人とその周りにあるモノとの関係を考察しながら作品を制作するしばたゆりが、岡山を舞台にして、人と水との関係をテーマに取り上げた作品。

 児島湖から水をすくい取り、西川や旭川をさかのぼって、上流でふり注ぐという行為を映像化している。手元の水は、我々を潤す恵みの水だが、放っておくとすぐに滴り落ちてしまう、捉えどころのない物質でもある。自然の循環プロセスによれば、児島湖に流れた水は、いずれは蒸発して雲となり、雨となって上流に降り注ぐが、作家はそのような自然のプロセスを肩代わりしているようにも、あるいは逆に、自然の摂理に逆らって、一度流れ込んだ水を再び川上に押し戻しているようにも見える。「水」というもっとも身近な物質を題材にして、我々と岡山の自然や風土との関係について、思いをめぐらせるきっかけを与えてくれる作品。2004年夏に岡山市内で開催された「西川アーツフェスティバル」で発表された。廣瀬 就久  岡山県立美術館学芸員, 人とその周りにあるモノとの関係を考察しながら作品を制作するしばたゆりが、岡山を舞台にして、人と水との関係をテーマに取り上げた作品。児島湖から水をすくい取り、西川や旭川をさかのぼって、上流でふり注ぐという行為を映像化している。手元の水は、我々を潤す恵みの水だが、放っておくとすぐに滴り落ちてしまう、捉えどころのない物質でもある。自然の循環プロセスによれば、児島湖に流れた水は、いずれは蒸発して雲となり、雨となって上流に降り注ぐが、作家はそのような自然のプロセスを肩代わりしているようにも、あるいは逆に、自然の摂理に逆らって、一度流れ込んだ水を再び川上に押し戻しているようにも見える。「水」というもっとも身近な物質を題材にして、我々と岡山の自然や風土との関係について、思いをめぐらせるきっかけを与えてくれる作品。2004年夏に岡山市内で開催された「西川アーツフェスティバル」で発表された。
廣瀬 就久  岡山県立美術館学芸員e0033809_5491839.jpg
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by yurishibata | 2006-03-10 05:50
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